皆さん、こんにちは!
政府による県をまたぐ移動制限が解除となり、
ウィズコロナの生活いよいよ次のステップに
入りましたね。
さて、今日のタイトルは「守破離」です。
この言葉を知ったのは、高校1年生の時、
担任ではありませんでしたが、学年で最高に
怖い先生が好きな言葉として、寄せ書きに
書いてあった言葉だったと記憶しています。
当時は、表面的な意味しか理解できなかった
ような気がします。しかし、年齢を重ねるに
つれて、ものすごく深い意味のある言葉だな、と
つくづく感じるようになりました
守破離とは・・・。
規矩作法 守り尽くして破るとも 離るるとても本を忘るな
利久道歌(千利休の教えを和歌形式にまとめたもの)
が由来らしいんですね。初めて知りました。
その意味は概ねこのような感じです。
・守:基本を身につける段階
その道を究めるにあたり、ひたすら
師匠の教えに従い、流儀を守りつつ
繰り返し学ぶこと
・破:独創性を見いだす段階
今まで学んだ概念を打ち破り、
試行錯誤をすること
・離:師匠の下を離れる段階
様々な経験を積み重ねていくなかで
いつしか従来の型から離れて、
独自の型を確立していくこと
茶道に限らず、剣道や柔道などの武道、
書道などはもちろん、師匠のもとで稽古や
修行を積むもの全てに当てはまる言葉なのかな、
と思います。
人生でも当てはまる?
私が就職してからの20数年、師匠と呼べる
上司の方々の下で働くことができたことは
自分にとって幸運なことでしたし、
ここ最近では、コンサルタントになるための
試験学習を、この守破離を強く意識しながら
行った結果、成果が現れたことも
とても幸運なことだと感じています。
この言葉において、まず守があること、
とても意味深く、やはり、人間は素直である
ことが一番なのかなと思います。
はじめから何でもできる人間などいないですし、
はじめから完璧を求めすぎていては息苦しい。
まずは、この人!と決めた師匠から多くを学ぶ。
時間がかかったとしても師匠の型を学ぶ。
そういう時期が人生においてあってもいいと
思うんです。決して、遠回りではありません。
再開したときから改めてやりなおせばいいと
3日坊主を繰り返す私が言ってみました。

三日坊主でも100回やれば300日ですもんね。
それではまた!
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