理論政策更新研修を受講しました。

中小企業診断士

皆さん、こんにちは!
6月も残すところあと4日となりました。
あっという間に1年の半分が過ぎ去って
いきますね。

さて、今日のテーマは理論政策研修についてです。
中小企業診断士の資格は5年ごとに更新を
しなくてはなりません
。取得するとずっと、
資格を名乗ることはできないんですね。
今日は、先日オンライン理論政策更新研修を
受講して感じたことを中心に書いてみます。

資格の更新要件について

私は、令和 2年5月12日が初回登録日なので、
令和 7年5月11日までは、中小企業診断士を
名乗って活動することが出来るという訳です。
そして、5年後に資格を更新するには、
下記2つの要件を満たすことが必要になります。
(中小企業庁ホームページより)

(1)専門知識補充要件
 以下のいずれかを合計して5回以上の
 実績を有すること
  ① 理論政策更新研修を修了する
  ② 論文審査に合格する
  ③ 理論政策更新研修講師を務め指導する

2)実務要件
 以下のいずれかを合計して30日以上
 行うこと
  ① 診断助言業務に従事する
  ② 実務補習を受講する
  ③ 実習、実務補習を指導する

企業内診断士だと結構大変・・・。

せっかく取得した資格ですし、更新しない訳には
いきませんから、更新要件をせっせとためなくて
はいけません。このあたり、ずっと勉強が必要な
資格で魅力を感じるところですが、企業内診断士
にとっては、要件を満たすことは、結構大変
だな
と感じています。

ところで、私が加入した富山県協会では今年度の
理論政策更新研修は、8月30日(日)に実施するとの
案内がありました。地方在住の診断士にとって、
地元で開催される貴重な機会ですので、もちろん
受講します。

ですが、このような機会をただ単に待っていても
仕方が無いので、今年のコロナウイルスの影響で
実施されることになった、オンライン講義による
理論政策更新研修を受講してきました
。受講した
のは、大塚商会様によるオンライン研修です。

大塚商会による中小企業診断士のための理論政策更新研修サイト | 大塚商会
大塚商会では、強力な講師陣、豊富な研修コースで中小企業診断士の皆様へ楽しく、ためになる更新研修をご提供します。

オンライン研修の内容と受講理由について

当日受講した理論政策更新研修は大きく2つの内容に
分かれていました (大塚商会様ホームページより)

・中小企業白書から学ぶ! 王道とトレンドの
 中小企業経営政策
・中小企業診断士が知るべき
  経営コンサルティングノウハウ

そして、オンライン研修の受講も含め、
この講義を選択したのは以下の理由です。

(1)オンライン研修を選択した理由
 ① コロナウイルスによる感染リスクが少ない
 ② 電車や車などによる移動がない
 ③ 従って、交通費、時間も節約できる
 ④ 服装も普段どおりでOKで形式張る必要がない
など、とても大きなメリットあるからです。

また、
(2)今回の講義を選んだ理由は、
 ① 診断士1年目として、まず押さえておく
  べきと考える基本項目であった
 ② 実績のある講師であった
 ③ タイトルで他の研修より興味をもった
以上より他の講義より魅力的と感じたから
でしょうか。

特に①に関して中小企業経営政策については、
コロナウイルスによる新規支援政策だけでなく、
国が現在どのように中小企業に働きかけている
のかを知ることは、中小企業の経営課題に対応
するための診断・助言を行う専門家である我々
中小企業診断士にとって頭に入れておくべき
内容だと考えます。
(独立だろうが企業内だろうが)

そして、普段の業務で中小企業の取引先様と
関わりがある私にとって、どのような支援が
できるのか考えて行くうえでもとても重要な
内容です。

正直、診断士1次試験以降、積極的に新しい
知識を取り入れてこなかったことも事実です。
今回の講義で改めて最新の施策とその背景に
ついて理解しておこうと考えるきっかけと
なりました。

コンサルティングノウハウについては、
将来を見据えて学んでおくべきこと、
心がけておくべきことを多く学べたような
気がします。特に、プレゼンテーションで
人に物事を伝えるのに重要な4つの要素
は、
普段の業務から意識をしておかないと
いけないと感じました。呪文のように
唱えておきます。

また、リピートされるコンサルタントと
そうでないコンサルタントとの違い
について
自己診断したところ、カイゼンすべき
項目があったので、こちらも普段の業務から
意識しておこうと感じました。企業内診断士
ですので社内の関係者全てがお客様になります。
これだったら(私に)聞いてみようと思われる
よう信頼を高めていきたいですね。

研修の雰囲気について

受講者は55名でした。私のような地方在住の
診断士の方もいらっしゃって、研修中に実施
されるグループディスカッションでは当初は
初対面どおしということでぎこちない特有の
雰囲気
がありましたが、次第に慣れてきて短
かい時間で意見をまとめることができました。
このあたりは、オンライン会議が主流になる
新しい生活様式の中で、早めに慣れておいた
方がいいような気がしました。

また、講師の先生も数多くのオンライン講座を
経験しておられ、実際にリアルで研修を受けて
いるような感覚でしたし、事務局との連携も
スムーズ、更に多数の参加者によるオンライン
会議でありがちな音飛び等も発生せず、
特段ストレスなく受講することができました
いずれ、研修講師として登壇するためにも、
各種プラットフォーム(Zoom、Teamsだけでなく)
に対応できる能力が必要になる、と感じました。

実務要件が心配ですが・・・、

冒頭で書いたように5年後の資格更新をする際は、
実務要件が求められます
。企業内診断士としては
ここをいかにクリアするか、が大きな課題ですが、
先輩方の経験や知恵をお借りしながら、一歩づつ
診断士として実績を積み重ねていきます。

さて、今日、診断士バッジが届きました。
協会からの貸与であり、貸与料は3,000円です。

それではまた!

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