理論政策更新研修を受講しました(2回目)

中小企業診断士

皆さん、こんにちは!

いつか終息すると思っていても、こう
猛暑が続くと正直ゲンナリしてきます。

さて、今日は中小企業診断士資格更新の
要件である理論政策更新研修を受講して
きました。5年間で5回の受講が必要です。

前回はリモートでの受講だったのですが、
今回は地元会場で開催される研修でした。
場所は、コロナ感染予防のため県内でも
比較的大きな会場で感染対策がされており、
当然ながら窮屈な感じはありません。

受講番号での指定席となってり、座席は
一席とばして、前列座席とも互い違いに
なるように配慮されていました。

本当は、仲間とも会話をしたかったのですが
マスク着用で会話も控えなくてはいけない
状況で、残念ながら会話を楽しむことは
できませんでした。

4時間の講義は大きく3つに分かれており、
 ① 行政の視点
 ② 診断士の視点
 ③ 民間企業の視点
でそれぞれ、研修が進行していきます。

まず、①行政の視点ですが、県内の経済状況と
県の施策紹介が中心となる内容でした。コロナ
対策待ったなしの状況ですが、ものづくり県の
特徴を活かした施策を矢継ぎ早に打ち出して
いることを理解しましたし、また、ものづくり
補助金採択額が全国トップクラスであることは
製造業勤務の私にとっても、とても興味深く
聞くことができました。

次の②診断士の視点ですが、事業承継に関する
内容でした。中小企業白書においても重点的に
ページが割かれる内容であり、予算額において
拡大傾向にある施策の具体的な実例について、
説明がありました。事業承継と事業継承の違い、
単なる相続税対策ではないこと、を理解する
ことが重要であることを理解しました。

最後に③民間企業の視点では、町のお魚屋さん
から脱皮をし、年商12~15億円を目指す企業の
社長の話でした。徹底的に自社と顧客、競合を
多面的に分析し、自社の強みを活かしながら
成長を目指すプロセスは、診断士試験の事例
そのものであり、改めて分析をしっかり行って、
今起きていること、今後起きるであろうことを
予測しながら行動することの重要性に気づかさ
れる内容でした。

新しい技術を活用し顧客が本当に求めていること、
また、生産者にとって付加価値を高めるためには
何をしたらよいのか、口調はおだやかでしたが、
秘めたる熱意が感じられるとても良い内容でした。

研修を受講して改めて、診断士の活動を中心に
今後の人生を歩んでみたい、地域の企業のため
時間を使ってみたい、と感じた1日となりました。

それではまた。

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