(3) 学習スケジュールと1次試験

試験の概要を知る

中小企業診断士の資格を取得するには、
以下の2つの方法があります。

 ① 中小企業診断士試験に合格した後に、
   実務補習・実務実習を修了する方法

 ② 中小企業基盤整備機構または登録養成
   機関が実施する養成課程を修了する方法
  (養成課程に関する記事はこちら)

どうしたら中小企業診断士になれるの?

私の場合は、地方在住であるため、養成課程を
選択肢にいれることはありませんでした。
休職をして、引っ越しをして、1年間なり通うと
いう手もありましたが、そこまでの覚悟はないし、
学費負担が相当重いということで、
試験合格による取得を目指すことにしました。

試験合格、養成課程についてはそれぞれ、
メリットとデメリットがありますので、
皆さんの状況に応じてどちらの道を進むか
決定する必要があります。

学習スケジュールをたてる


例年、試験日程は以下のようになっています。
(最新の情報は必ず中小企業庁または中小企業
診断協会のサイトで確認をしてください。)

 1次試験:8月上旬の土日2日間

 2次試験:10月中旬の日曜日

 口述試験12月中旬の日曜日

私は2015年12月に予備校講座に申し込みました。
ということは、1次試験まで約8ヶ月ですね。
どのように学習スケジュールを立てるのがベスト
なのか、全く検討がつかない状態でしたので、
予備校から送付された日程をベースにして
課題提出をペースメーカーにしながら学習を
進捗させていく、と心に決めました。

実はこれ、予備校時代からの学習法なんです。
私が高校3年の現役で受験に失敗したのは、
自分の学習の進め方に固執し、知見やノウハウが
ある先生方の言うことを素直に取り入れなかった
からなんです。

その時以来、長期にわたって自分を律する
必要がある試験学習などをする場合は、
指導講師や先生の教えを素直に取り入れる
ことに徹しています。

貴重な時間とお金を使って、O原を選んだ
以上、その知見やノウハウに従わないこと
はあり得ない、という気持ちで学習を始め
ました。

・・・といっても、
実際には2次試験合格までに4年かかって
いるからエラそうなことは言えません。

過去問を重視する!

1次試験はマークシート式の試験です。
私が取るべき戦略はもちろん、過去問重視作戦
であり、予備校から送られてくる過去問題集を
ときながら、出来なかった問題はテキストに
立ち返って学習するというシンプルな方法です。

具体的には、
 ① 過去5年間の問題を
 ② 3~5回転し
 ③ 正解は○、不正解は×をつけ
 ④ ○が3つ連続するまで繰り返す。
 ⑤ 直前期は○○○以外の問題を解く。
 ⑥ 問題集に×の理由を書き込む。
というスタイルを貫きました。

実際の問題集へ○×を記入したものは
こちらです

平成27年度の運営管理の○×表です。○○○の問題は論点を理解した、ということで軽く読み流す程度にし、皆が解ける問題、このテキストでは論点A(60%以上の正解率)、論点B(正解率50%以上60%未満)で×××となった問題を中心に論点を理解するようにしていました。
(マークされている問題)

×××となった問題については、解答解説欄に解き方や間違えた内容をボールペンで書き込むことで暗記の定着を図りました。

診断士試験の1次試験は7科目あるため、
なじみのない科目(私の場合は法務、経済)を
いちからテキストで学習していく、という
スタイルは時間がいくらあっても足りません。
二度1次試験を受験しましたが、二度とも
7科目受験で合格できたことを考えると、
このやり方がいいのではないかな、
と思っています。
(あくまでも個人の感想です。)

一次試験の結果です。

経済財務経営運営法務情報中小合計
平成
28年
76565964457264436
・法務1問5点という恐怖の年でした。
経済財務経営運営法務情報中小合計
平成
30年
72645969565667443
・法務得点調整+8点という前代未聞の年でした。

ひきつづき、1次試験学習について
アップしていきます。(つづく)

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